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「辞めたい」あなたへ:円満に氏子総代を辞任する手順

「高齢で体が辛い」「仕事が忙しくて役目が果たせない」「金銭的な負担が重すぎる」。
様々な理由で、氏子総代を辞めたいと考えている方は少なくありません。
しかし、「後任がいない」と引き止められ、ずるずると続けてしまっていませんか?

悩むシニアのイメージ

1. 知っておくべき「辞める権利」

まず大前提として、氏子総代を辞めることは法的に可能です。
日本国憲法には「信教の自由」があり、特定の宗教団体(神社含む)への所属や活動を強制されることはありません。
どれほど地域の慣習や「決まりだから」というプレッシャーがあっても、個人の意思に反して強制することは人権侵害にあたります。

そもそもが「任命されること」が多いと思います。 立候補したならともかく、任命者には基本的にありません。

2. やれる範囲で手伝う

アドバイスになるかわかりませんが、私からは「できる範囲は協力する、出来ない範囲は断る」 という感じで運営に携わることをお勧めします。

やはり地域でギスギスした人間関係になると、いろいろと大変だからです。

私の地域の氏子総代では、 当然のことながら時間のある年金生活の方と働いていて平日はまず忙しい方、 さらに元気な方と体に不自由があるかた、と個人差がものすごくあります。

集会にきっちりこれる人、たまにしか来れない人、 運営をしっかりできる人、たまにしかできない人 といますが、全員がそういう事情を理解したうえで、支えあって運営できています。

理想論という方もいるかもしれませんが、やはり事情を理解してもらい、そのかわり行ける時や手伝える時はちゃんと手伝う、 というのも大事ではないかと思います。

3. 円満に辞めるための3ステップ

とはいえ、地域で生活していく以上、喧嘩別れは避けたいもの。角を立てずに辞めるための手順をご紹介します。

STEP 1: 早めに相談する

祭りの直前など、忙しい時期に突然「辞めます」と言うのはトラブルの元です。
年度替わりの数ヶ月前(年明け〜2月頃など)に、まずは総代長や自治会長、あるいは宮司に「相談」という形で切り出しましょう。

STEP 2: 「やむを得ない理由」を伝える

単に「やりたくない」と言うと反感を買うことがあります。相手が納得せざるを得ない理由を用意しましょう。

「役目を全うできないと、逆に神社や皆様に迷惑をかけてしまう」というスタンスで伝えると、誠意が伝わりやすくなります。

STEP 3: 辞任届を提出する

口頭だけでなく、書面で意思表示をすることが重要です。

【辞任届のテンプレート】

令和〇年〇月〇日

〇〇神社 宮司 様
氏子総代会 会長 様

住所:〇〇県〇〇市... 氏名:〇〇 〇〇 印
辞任届

拝啓

平素は神社の護持運営にご尽力いただき、心より敬意を表します。
さて、私こと、このたび一身上の都合(健康上の理由等)により、氏子総代の職を辞任いたしたく、ここにお届け申し上げます。
在任中は皆様に多大なるご指導ご鞭撻を賜り、厚く御礼申し上げます。
本来であれば参上して申し上げるべきところ、書面にて失礼いたします。
末筆ながら、貴社の益々のご発展と皆様のご健勝をお祈り申し上げます。

敬具

4.どうしても受け取ってもらえない場合

辞任届を出しても無視される、受け取りを拒否されるという極端なケースでは、「内容証明郵便」で送るという手段があります。
とはいえ、無理に強硬にでるよりは、多くの人に事情を説明し、 自分のスタンスを理解して一緒に総代長を説得してくれる人を見つける努力も必要でしょう。

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